[多汗症] 小学生のパソコン授業で多汗症に悩んだ体験談。濡れた靴下と手汗に苦しみながらも、工夫で乗り越えたエピソードを紹介

パソコン授業、楽しみと不安を胸に

小学四年生のある日。ついにパソコンの授業が始まりました。

家にはパソコンが無かったため、触れたことありません。

家電量販店の店頭で、ガラス越しに見るだけ。

だからこそ、パソコンの授業がとても楽しみだったのです。

授業がある日、ドキドキしながら登校。

どんな部屋でどういう風に授業があるのも不安でした。

心強い相棒「ハンカチ」と「上履き」

しかし、私には心強い相棒がいます。

「ハンカチ」と「上履き」

この2つのおかげで、気が楽になり、楽しい学校生活を送れています。

今回のパソコン授業も、相棒がいるからきっと大丈夫。

そう思っていたのに、教室に入った瞬間、その自信がガラガラと崩れました。

想定外の「上履き禁止」で足汗ピンチ!

パソコン授業はまさかの移動授業。

「パソコン室」へ移動することに。

パソコン室に入室する際は、土足厳禁のため上履きを脱ぐ事に。

「うそでしょ…」心の中で叫びました。

脱いでも靴下を履いていますが、足汗で靴下は濡れている。

歩いた跡は、私の足跡が残るフローリング。最悪の相性。

そっとつま先立ちで歩き、なんとか席へ。

でも足の汗を見られたくなくて、机の下で足をそっと奥へ隠しました。

手汗とキーボードと“ふり”作戦

手汗は、隠しようがありません。

初めてのパソコン授業は、キーボードに手を置いて指の位置を確認するところから。

ずっと手を出したまま。汗がにじんで、キーボードの隙間に垂れていく。

「このキーって、どこにあるの?」

そう隣に聞くふりをして、そっと汗を拭いました。必死でした。

マウスが滑りにくくなったり、ホイールが回らなかったり、支障もたくさん。

そこで私は考えました。

靴下を上げるふり、キーを探すふり、質問するふり。

“ふり”の中で汗を拭く。それが私のサバイバル術でした。

苦手を乗り越える、小さな工夫と努力

汗を拭く時間を稼ぐために、キーボードのキーを家で練習。

プリントを見ながら、誰よりも早く打てるように努力しました。

すると、打ち終わったあとにハンカチで汗を拭ける時間ができたのです。

苦労しながらも、パソコン授業を楽しめました。

今でも、仕事で誰かが近くにいるときは、

足を掻くふり、靴下を直すふりで、汗をさりげなく拭いています。

自分なりの乗り越え方を見つけながら

苦手なことにも向き合いながら、

日々の小さな工夫で、自分なりの乗り越え方を見つけていったのです。

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

手汗に悩む方に、少しでも希望が届けば嬉しいです。

今日も

あせってないけど、汗かいてます。

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